
元々ご両親の代で造られたお庭には大きな庭石や硬いイメージのマキの木やスギ、
大きくなり過ぎて手に負えなくなったウメの木など
お庭を受け継がれたものの
メンテナンスをどうやって行ったら良いのか悩んでおられたそうで
時代を経て古いイメージが気になっておられたお庭のリフォームを決断されました。
敷地の外の目に入れたくない景色も
高さがある打ち放し壁を建てさせて頂いた事で解消されました。

打ち放し壁の下部に開口部をお作りした事で
重さを感じさせない空間が実現できた様に思います。
元々あった大きな石やお庭の骨格を作る大きな木はそのまま生かしながら
新たに石や木や下草類を加え、古さを感じていたお庭のイメージを一新。

(エゴの木の花)

(シランの花)
壁が出来た事で感じられる光や影、
そよぐ木の葉や季節ごとの庭の移り変わりを
お楽しみ頂けるお庭になったのではないかと思います。